東南アジア/仕事紹介/パート3

オペレーターの仕事

東南アジアのお仕事の中で、「オペレーター」の仕事があります。
「オペレーター」の仕事というと、クレーム対応というイメージで懸念する方もいらっしゃいますが、オペレーターの中にも様々な種類がございます。
確かに、以前は「クレーム対応部署」といったイメージが強かったコールセンターですが、近年は「経営に関わる戦略的部門」として企業にとって重要度が高まっています。
今回はそんなオペレーターの仕事について少しでもご理解頂ければと思います。

《オペレーターの仕事内容》

①商品の注文受付

通販商品などの注文を電話で受ける仕事です。商品名や個数、個人情報を間違いなく聞き取り受注する正確性も必要になります。購入を迷っている顧客から商品についての説明を求められる事もある為、広く深い商品知識が必要です。

②カスタマーサポート

実際に商品を使っている顧客からの問い合わせを電話で受ける仕事です。詳しい使用方法を教えて欲しいといった相談には深い商品知識で答えます。瞬時に判断をする、判断に困った場合は速やかに上司に相談するといった対応の早さが必要とされます。

③クレーム対応

お客様のお話しをお伺いし、解決に導き出します。お客様が何に対してご不満を抱えているのか、しっかりヒヤリングする力が必要です。時には理不尽なお客様に対して、納得頂くような説明をしないといけない場合もあります。

どんな人に向いているの?

企業の多くは充実した事前研修を用意しており、未経験からでも安心してスタート出来る環境が整っています。企業の顔として丁寧にお客様と対話する事が大切です。
人と話すことが好きな人、明るい対応が出来る人が活躍しやすいと言えます。

どんなスキルが身に付くの?今後のキャリアプランは?

相手の顔が見えない中、思いを汲み取って対応していくのは難易度が高いですが、
傾聴力と会話力、コミュニケーション力に磨きをかける事ができます。
また、正しい敬語や美しい言葉遣いも見に付くので、
どの職場に行っても必要とされる力を身に付ける事が出来るでしょう。

キャリアプランとしてはオペレーターの教育や、勤務シフトの管理、業務マニュアルの作成などを行うSVポジションへとステップアップしていきます。
東南アジアでオペレーター業務に従事する場合は、最初からSVのポジションに従事する事もあります。また、現地の方を纏めながら業務を進める力が身に付けば、管理能力も身に付くと言われております。

今後日本は高齢化がどんどん進み、外国人を受け入れないといけない時代がやってきます。その時に東南アジアでのマネジメント経験があれば、アドバンテージになることでしょう。とりあえず何でもいいからオペレーターの仕事をしてみよう!という考え方はお勧め出来ませんが、今後のステップアップを意識しながら、海外での生活を経験していく事は大きな糧になると思っています。

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